ハイリスク 2006 3 16

 今の株式市場は、とてもハイリスクな状態だと言えます。
たとえば、日中、こんなことがあったとします。
 好業績の銘柄が、たまたま大口の売りで、急落をした。
しかし、それ以上、下落しない。
分足チャートは、下ひげが長いチャートとなった。
これならば、押し目買いの好機と言えるでしょう。
 ところが、その時、日経平均株価が急落した。
すると、どうなるか。
今までの経緯を、全く、無視して、
個別銘柄も、日経平均株価に連動するように急落します。
 これでは、分足チャートや板情報を勉強し、
相場の動きを、よく読んで、出動しても、無駄ということになります。
そのタイミングで、日経平均株価が急落すれば、
すべてが水の泡となってしまいます。
 これは、かなりハイリスクと言えるでしょう。
分足チャートは、よい形。
板情報も、よい感じ。
さあ、出動。
しかし、そのタイミングで日経平均株価が急落すると、万事休す。
まるで、「すごろく」で、「ふりだしに戻る」を引いてしまったようなものです。
 そういうわけで、今の株式市場は、伸るか反るか(のるかそるか)の鉄火場です。
だから、一般の人が、株式市場を敬遠するのも、当然の話です。



































トップページへ戻る